猫にそんなこと聞かないで。

発達障害とか精神科医とか猫とか外国とかの話

つまらん人間に嫌われることに対して悩むな。不快な環境から逃れることに対しては全力でアタマを使え。

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こんにちは、猫pです。

とあるブロガーAさんが職場の人間関係に対して悩んでいるようなので、私の思うところを書いてみます。

 

簡単に書くと、

Aさんの会社にお世話になったある会社の社長さんが、そのお礼にと、Aさんの会社の商品であるお菓子を数個購入して、Aさんの同僚たちに『どうぞ』と配ることが数年前から週1の頻度であるという。ところが、そのお菓子が配られる習慣が始まった当時、Aさんは産休で居なかったため、そのお菓子をもらえる頭数に含まれていないという。数に含まれていない従業員はAさんだけではなく、その頃いなかった何人かの従業員も数に含まれてはいない。

ただ、そこの職場は午前と午後とでメンバーが違い、Aさんの働く午前シフトでは、数人中お菓子をもらう頭数に含まれていないのは、Aさんのみ。社長が従業員の一人にいつものように、『みんなに配ってね』と渡すと、それを受け取った従業員は、Aさん以外の従業員にお菓子がいきわたるよう、コソコソと配るそうだ。それでも、完全にばれないようにしてくれるのならまだいいが、Aさんにバレバレのところでコソコソとお菓子を他の全員で、楽しそうに『どれがいい?』と選んでいるそうだ。それが実に週に1回、数年に渡って行われているのだから、たかがお菓子というなかれ。こういうことは、積もり積もって人を病ませるのに十分な出来事と言える。

 

Aさんがあからさまなイジメを受けているのかというと、そうでもなく、ふだんはむしろ仲良く話してくれるとのこと。

 

私はこの話を読んで、日本人的だなと思いました。

 

彼らがこのようにふるまうのにはいくつかの理由が考えられます。

  1. 単に気がきかない。
  2. メンバーの中の誰かがAさんのことを嫌いで、Aさん以外のメンバーに同調圧力をかけている。
  3. お菓子をわけることを提案したくても、その意見を言う最初の一人になる勇気がない。

 

このうち、①はあり得ません。①には悪気がありません。でも、実際は影でコソコソと配られているところから、本人たちには疚しさがあるのです。つまり、自分達の行為があまりほめられたものではないという自覚があるのです。もし、①であればもっと堂々とお菓子を配るでしょう。

 

おそらく、②か③というところでしょう。

(といいながらもしかすると、意外にも

④そこのお菓子があまりにも美味しすぎるため、単に分けたくない。

かもしれませんが。)

 

この人たちは、コソコソする程度には後ろめたさを感じてはいるものの、その行為が相手を深く傷つけていることには思いが至っていない可能性があります。お菓子の件以外の時には、Aさんに普通に対応しているため、自分たちのことを、『普通の人』と思っているのでしょう。

 

どうして、この行いがAさんを深く傷つけていることに気づかないか(気づかないふりをしているのか)。それは、他の『普通の人たち』も彼女に対して同じことをしているからです。みんながしているんなら、そんなにひどいことじゃないはず。ことの正誤を自分で考えず、『みんな』に任せているのです。

 

 

 

海外のニュースは、ワールドカップの試合後に日本人サポーターが試合終了後にゴミ拾いをする姿や、震災後のコンビニに被災者が整然と並ぶ姿を称賛します。一方で、同じ日本人が、駅前に放置されていた自転車のカゴにゴミが入っているのを見るや、次々に自分のゴミを捨てていきます。

 

つまり、多くの日本人の行為は、美徳であれ不道徳な行為であれ、『みんな』がそれをするから、自分もする、それだけのことなのです。

 

おそらく、この『お菓子事件』の人たちも、誰か一人でも、『数が足りないから、半分こしない?』と言ったら、すんなりと、『そうしよう』と言うと思います。問題は、このメンバーの誰一人として、この『言い出しっぺ』になりたくないということです。彼らは、空気を読み、『誰も言い出さないという事は、これを言ってはいけないということだ』と判断します。こうして、『空気を読み間違う』ことの恐ろしさよりも、結果的にAさんをのけ者にしてしまう疚しさを選ぶのです。こうした特性が往々にしてイジメに発展する土壌となります。

 

 

Aさんは、自分が嫌われているのではないかと悩んでいますが、こんなつまらない人たちに嫌われることは、悩むに値することではありません。彼らのように自分でモノを考えて行動することができない人たちに好かれたっていいことなどありません。くだらないランチに付き合わされて、クソ面白くない話に相槌を打って、金と時間を無駄にするがオチです。

私は自分の好きな人、尊敬する人に嫌われたらかなり凹むと思いますが、そのへんのつまらないアホに嫌われても屁とも思いません。アホに嫌われることに対していちいち傷ついていたら大変です。なんせ、この世はアホの方が圧倒的に多いのだから、どこに行っても傷つくことになります。

 

ちなみにここで私が言う『アホ』というのは、IQや偏差値とは何の関係もありません。私の言う『アホ』は、自分の頭でモノを考えない人のことです。

 

なので例えば、某Aブログサイトで『IQ65の日常生活』というブログを書いていらっしゃるヤドカリさんは、知的障害があると公言しながらも、そのブログからは日々ご自分でいろいろ悩みながら考えて家族や他人のために行動する知性が輝いています。現在ブログを休止されていることが残念です。

 

一方で、私の職場の医師達の滅茶苦茶な処方、不適切な点滴、血中濃度を測れといっても測らない、看護師に何を報告されても『とりあえず様子見といて』とだけ言って、患者を診に行かない…。おかげで患者がしょっちゅう具合悪くなって当直をする私が毎回忙しい。そのつどカルテに慇懃無礼に指摘させて頂いたり、本人に直接指摘することになる。

偏差値とか、IQとかだけはとても高い先生達が、なぜ初歩的な知識を忘れているか。それは、精神科病院では、周りの医者が勉強しないからです。みんながするんなら、たぶん慌てて勉強するんでしょうね。

彼らは、周りが勉強していた受験時代は必死になって勉強していました。でも、本当に勉強すべき時って、いつか? 今でしょ!(by林センセイ)だって、受験時代にそいつが勉強さぼったって、せいぜいそいつが受験に落ちるだけ。今勉強さぼったら、患者が死ぬんだよ。

それでも勉強しません。だって他のみんなもしないから~。資格試験のためならいくらでも勉強しますよ。

 

このように、どんな職場でも、アホはゴロゴロいるんです。いちいち相手にしていたらこちらの精神が持ちません。なので私は、日中から当直室を自分の部屋として使っています。個室なので、同僚と無駄話をせずにすみ、時間が空いたら自分の勉強に専念できるので、快適。

このように、アホに嫌われても気にする必要はないですが、無用なストレスを避けるために職場環境を変えることに対してはたくさん頭しぼって考えてください。

 

 

そして、Aさん。その職場を去る際には、最後の日にでも、ちょっと奮発して、ものすごくおいしそうなお菓子を用意してください。そして、『頂き物のお菓子があるので、皆さんにおすそわけします。あ、どうしよう、1個足りない!…そうだ、半分こしましょう。そしたら皆に行き渡りますよね!』と言って、一人一人にニッコリ笑って半分に割ったお菓子を渡して、人間の美しい知恵たる『半分こ』を教えてやって、人間としての格の違いを見せつけてから悠然と立ち去ることをお勧めします。

 

みなさんも、『みんながするから、する』と思考停止せず、『自分がどうしたいのか』考えて行動しましょうね。

 

ではまた。

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富士山より高い山岳地で、アノ有名人に遭遇!【ADHD猫p的南米放浪記・ペルー編③】

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こんにちは、 猫pです🐾

今日も過去記事で失礼します。

相変わらずただの個人的忘備録なので、旅のお役立ち情報などはありません。



今日はペルー編③です。




さて、戒厳令のリマを抜け出し、アレキパに向かいました。


しかし、〇〇年もたっているので、アレキパのことは、あんまり記憶にないんです。
スミマセン。



アレキパの博物館で出会った女の子に、アレキパの前はどこに行ったのと聞かれ、『リマ』と言うと、『え〜!? 怖くなかったの? 』と言われました。


ペルー人ですら、リマが怖いのか!?
((((;゚Д゚)))))))


やっぱりあの日、私が知らなかっただけで、リマで何か恐ろしいことでも起こってたんですかね。

怖い怖い!



さて、アレキパから、プーノに行くバスに乗ろうとすると、周りの人に、『そんな軽装で? 毛布は持ってないの!?』と心配されました。


なんと、私は、プーノが高いところにある町だと知らずに行こうとしていたのです。



バスが山を登るにつれて、窓の外の季節が、夏から、秋、そして冬に変わります。どこかの隙間から、雪混じりの風が入り、寒い‼



隣の人が、毛布をわけてくれました。
ありがたや、ありがたや…



さて、プーノに着き、他の旅行者は、高山病にかかり、道端で休んでいましたが、私は特殊体質なのか、ピンピンしてました。


しかし、酸素が薄い…



歩きながら、町を散策すると、特に目立った所もない田舎町なのに、なぜか、異常に、兵士がそこかしこにうろうろしている。



もしや、期せずして、テロの巣窟にでも来てしまったか!?



と思い、町の人に聞いて見ました。すると、



『あの人が、来ているからだよ。』と。



『あの人』を見に行くと、あの人は広場で、スーツの上からペルーの民族衣装を着て、同じくペルーの民族衣装に身を包んだ女性と踊っていました。




『あの人』とは、当時の大統領、アルベルト・フジモリです。


(あー、これ書くと、私の歳が全然若くない事がバレる…)


フジモリ大統領は、このプーノのチチカカ湖に、自生する葦で埋め立て、島を作って暮らしている、ウロス島の人々の暮らしぶりを視察しに来たらしいのです。



この小さなウロス島に行き、私も話を伺ってきました。



それは、貴重な人生訓でした。


ウロス島を作るには、まず、狭い足場から、葦を沈めて沈めて、これでもかってくらい沈めてから、徐々に、広くしていく。

早く広い土地にしたいと焦ると、一見、広い土地が出来たように見えても、すぐ沈んでしまう。これでもかと、狭い足場を繰り返し踏み固めることが大切。


こんなようなことを言っていた気がします。
(私の妄想かもしれませんが)


この人生訓、私は後に医学部受験をする時に、ふと思い出し、他の人が多くの問題集を使用して広いテリトリーを作っている時も、愚直に、足場を固めることに徹して、成功しました!ありがとう、ウロス島!


ところで、この元大統領は、とある事件の責任を取る形で実刑を受け、現在もなお服役中です。高齢で持病があることから、恩赦になる可能性はあります。

彼は実はかなりの強硬派で、そのやり方には国内外の批判も多かったといいます。これについては真実をよく知らない自分が語るべき言葉も持ちません。


でも…
当時、ペルーで私が出会った貧しい人々は、元大統領を慕っていました。弱者の側に立った政策をしていたようで、その彼のルーツである日本人を尊敬すると、私に握手を求めてくれる人もいました。



栄枯盛衰…



遠いあの日、大勢の民衆に囲まれて、民族衣装に身を包みながら楽しそうに踊っておられた彼を思うと、少し胸が痛みます。



次回、ボリビア編に続きます。

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戒厳令下のリマでメシを喰らう【ADHD猫p的南米放浪記・ペルー編②】

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こんにちは、 猫pです🐾

今日も過去記事にて失礼します。


さて、今日は、いよいよペルーの首都・リマに入ります。



リマに来て、はじめて、コロンビアのボゴタの家族が言った、『ペルーなんて、そんな危ない国に行くの!?』という言葉の意味を痛感することになります。


ちなみに、当のペルーでは、『コロンビア!? そんな危ない国から来たの?』と言われましたが。


どっちもどっちや! ( ̄▽ ̄)ノ




リマでは、拷問博物館に行ったり、秘宝館のような、ひたすら男女の合体像の陶器ばかりの博物館に行きました。


どっちも、22歳の女子が、1人で行くところじゃないよなぁ、こういうとこって、彼氏に向かって、やだ〜♡とか、怖〜いとか言いながら見るのがきっと正しい見方だよなぁ、と思いながら、見てました。


そして、毎日、定食屋の代わり映えしない、パパ イ ポジョ(ポテトとチキンの煮物)を食べるのに飽きた私は、例の如く、地図も見ずに、行き当たりばったりに歩いていて見つけた屋台の美味しそうな匂いにつられ、『今日は、ここで食べよう!』と決めます。


ところが、この屋台とミスマッチないかめしい建物が近くに立っていることに気付いたのは、私が屋台で注文をして、座ってからのことでした。


その、いかめしい建物は、どうやら大統領官邸のようでした。


そして、いきなりどこからともなく、戦車が出てくるではありませんか!?

ゴゴゴゴゴ…



私は、『何? 今日、何か軍の記念日とか、パレードとかあるのかなぁ』とぼんやり見ていると、


いきなり、兵士がやってきて、
『帰れ、帰れ! 』 と言うじゃないですか!



意味のわからないことを言っているので、一生懸命辞書を引くと、


どうやら、戒厳令が下りたので、外出禁止だという…


戒厳令とは、テロなどの非常事態に、軍が一時的に司法・行政・立法の全権を一時的に譲渡される事ですが、アホな小娘は、そんなことは知る由もなく。



『え 〜! せっかくゴハン頼んだのに〜!』としぶしぶ立ち上がると、その屋台のおばちゃんが、


『30分たったらまたおいで』と。



30分たって戻ってみたら、おばちゃんがちゃんと屋台を再開していたので、何事もなかったように、屋台メシを食べましたとさ。




結局、戒厳令の原因も、なぜに30分で収束したのかも、分からずじまいでした。
しかし、知らないということは、恐ろしい!


そして、食い意地を優先させる私って…
(^_^;)




さて、次回は、アレキパを経て、富士山より標高の高いプーノという山岳に行きます。


ペルー編、次回に続きます。


ではまた。

地獄のエクアドル➡︎ペルールート【ADHD猫p的南米放浪記・ペルー編①】

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こんにちは、 猫pです🐾


今日から、ペルー編に入ります。


💡今日の記事は、スペイン語を上達させたい人も必見です。


ちょっと前に、恐怖のパンカメリアーナがあったばかりなのに、今回も地獄編です。ワイルドな土地に下調べもしないで行くとこうなるので、気をつけましょう!




エクアドルから、ペルーへの山越えのバスは、コロンビア➡︎エクアドルのルートとはまた違った厳しさがありました。



それは…




蚊です。


なんだ、蚊かと思ったあなた!
南米の蚊は、まるで別物です!


バスの中で、あまりの痒さに目を覚ますと、

身体中が、痒いいいイイ!
( ꒪⌓꒪)

恥じらいもかなぐり捨て、痒い痒いと全身掻きむしるほどのモーレツな痒さ!
見ると、ジーンズをも突き破って血を吸ったのか、ジーンズに血の点々が…。

日本の蚊は可愛かった。そして、NYから持ってきた痒み止めが効かない!

ここで、1つ重要なことを言います。
※ 蚊に刺されてから、原因不明の高熱が出たら、何をおいてもすぐに病院へGO❗️

💀マラリアにかかった可能性があります。マラリアの種類によっては、 治療が遅れると、死に至ります。

私は、100箇所以上蚊に刺されていましたが、運良くマラリアにはかかりませんでした。現地のかゆみ止めはさすがによく効きました。かゆみ止めは現地で購入しましょう。


さて、無事(?)ペルー入りを果たした訳ですが、その後は何度か長距離バスを乗り継ぎ、ペルーの首都、リマへ向かいます。

観光は、一応、ヘリコプターに乗って、ナスカの地上絵とか見た記憶がありますが、よく覚えてません。

ちなみに、方向音痴なので、宿を予約してもたどり着けないかもしれないと思い、夜が更けた頃にたまたま近くにある宿を見つけて、泊まってました。行き当たりばったりです。




さて、スペイン語学習者の皆様、お待たせしました!?

スペイン語上達の秘訣、それは…



ズバリ、安い長距離バスに乗ることです!
( ̄▽ ̄)ノ


こないだ、安いバスには乗るなゆうたばかりやんか!と、お気付きの方、記憶力がよろしい。

安全面では、確かにそうなんですが、実は私、その後もこりずに1番安いバスを選んで乗っていたのです。


なぜなら、下山さえしてしまえば、ワイルドな運転も恐るるに足らず!と思ったから。


さて、なぜ、安い長距離バスが、スペイン語上達に良いか?

高い長距離バスには、比較的旅行者が乗っている可能性が高く、安い長距離バスには、現地の人が乗っている可能性が高いからです。

そして、現地の人は、バスの風景には慣れているので、退屈しているのか、隣に座ると、ずっと話しかけてきます。ずっとです。寝てる時間以外ずっと! それこそ8時間くらいは連続で。

内容はたあいないことです。妹の結婚式が〇〇(地名)であるから 云々・・とか、そんな感じのことを、延々と話しかけてきます。

もう、寝たふりしてやろうと思って、
『私、もう寝るから、おやすみなさい。』
というと、

『ああ、おやすみ。…(5分も経過していない)そういえばさ、 〜 〜』

私『グ〜、グ〜 (寝たふり)』

どのバスに乗り継いでも、もれなく隣りにおしゃべりな人が付いてきます。

おそらく、1週間に1回、1時間程度のスペイン語会話を学んでいる人の1年分の会話量を数日に凝縮させたくらいのスペイン語のシャワーを浴びてしまいました。

その結果、2か月後には、字幕なしで、スペイン語の映画が理解できるようになったのです。
(残念ながら、今はスペイン語はほとんど忘れてしまいましたが)

というわけで、貧乏バス旅行勉強法、オススメです!( ´ ▽ ` )ノ



さて、適当に何箇所か滞在しながらバスを乗り継ぎ、ついにペルーの首都・リマに到着します。

次回、ペルー編②に続きます。

ではまた。

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赤道直下の小さな出逢い【ADHD猫p的南米放浪記・エクアドル編②】

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こんにちは、 猫pです🐾

今日も過去記事にて失礼します。


今日は、エクアドル編の続きです。

前回までの話はコチラ↓
nkobi1121.hatenablog.com

nkobi1121.hatenablog.com



さて、谷底に、恐ろしいものを見てしまった私ですが、こんな山中で途中下車も出来ず、自分に出来ることはもはやないと悟った為、


寝ました。( ̄▽ ̄)ノ


起きたら、ちゃんと着いてたので、生きてると思いましたが、

もしかしたら、実は谷底に落ちて、死んでても、自分が死んだことに気づいてなくて、魂が、『あ〜、やっと着いた!』と妄想してたりしないかしら…

などと、得意の空想に一応耽ってみたりもしました。



さて、2ヶ月で、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリと回る予定を立てていたのですが、最後に上着を返しにコロンビアに寄ることになったため、エクアドルには、なんと、

2日間だけ、立ち寄ることにしました。


なので、キトの街について私が覚えているのは、

22歳女子が必死に全力疾走しないと身の危険を感じるような、ものすごく広い車道で、車がビュンビュン走っているのに、 横断歩道も信号もない道路があること。(〇〇年前の情報です。)

くらいです。

〇〇年も経つと、何を観光したかなんて忘れるものです。

ただ、人に関して言えば、 忘れられない出逢いがありました。




長距離バスのターミナルの駐車場で、破れたサッカーボールを夢中になって蹴って遊んでいる男の子がいました。

カルロス、10歳です。

腕に、ボールペンで、腕時計の絵を描いていました。

身なりから、あまり裕福な家の子ではないことが、容易に想像できました。


どちらから先に話しかけたかは覚えていないのですが、その男の子とたくさん話をしました。

もちろん小さな辞書を引きながらです。昔は、スマホも電子辞書も持ってなかったから、大変でした。


カルロス:『どこから来たの?』
私:『遠い遠いところ。おおざっぱに言うと、こんな感じ』と地面に地球の絵をかき、簡単な棒人間を地球の真上と真下に書き足します。



カルロス:『こんな丸いところにいたら、滑って落ちちゃうよ』


私は、自分達が丸い地球の上にいるというのを知ったのが何歳くらいの頃だったか覚えていません。もしかしたらカルロスは、学校に行ってないのかもしれません。


私は、地面に、棒を使って書いて説明をしました。




私は、説明も、絵も下手くそなので、カルロスに、理解してもらうのに、時間がかかりました。

私と、カルロスの家が遠くにあること、私の住んでいる所が暑い時、カルロスの住んでいるところは寒いこと、などなど…

気づけば数時間が経過していました。


また明日遊ぼうと言われたので、翌日、バスの出発の数時間前に同じ場所で会いました。


私達は、たあいないことをずっと語り合いました。

あっという間に、出発の時間になりました。





ペルー行きの長距離バスが走り出します。
カルロスが、泣きながら、私の名前を呼びながら、 走ってバスを追いかけます。


子供って、ほんと一生懸命だなぁ。
どこか安っぽいベタな映画みたいだ。



そんなことを思いながらも、自分の視界もぼやけて何も見えなくなるのでした。自分もまた、バスの中で声を押し殺すのが精一杯で、ベタな映画の登場人物なのでした。



アディオス、アミーゴ! (サヨナラ、友だち)
カルロスが叫びます。


たった2日間だった。
そして、おそらくもう2度と会うこともない。
小さな友達。





バスの中で、ずっと考えていました。
サッカーボール、買ってあげたらよかったかな。

貧乏旅行ではありましたが、サッカーボールを買ってあげるくらいのお金はありました。

でも、喜ぶかな? 施しを受けたと思うかな?

たとえ、喜んでくれたとしても、対等な友達の関係じゃなくなるかな。その後は、日本人に会うと、施しを期待して媚びるようになるのかな。

だとしても、したたかに生きていくのに必要な事ではないか。

でも…

カルロスは、私から何かをもらおうと思って近付いたのではなかった。彼には、卑屈なところはなかった。そのままでいてほしいと、思った。それは、私のエゴだと思うけど…


そんなことを、ずっと考えていたエクアドルの旅でした。


バスは、ペルーに向かって走ります。


次回、ペルー編に続きます。

ではまた。
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<N>痴女となったある女医の告白

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台湾のヘアサロン(本文と全く関係ありません)



こんにちは、フランス留学はしましたが、フランス書院とは何の関係もない猫pです。

フランス書院を知らない20歳以上の方は興味があれば調べてみてください。未成年の皆さんは大人になってからね)

このタイトルに胸と〇〇を膨らまして訪問して下さった皆さん、大変申し訳ございません。最初に言っておきます。タイトル詐欺です。

(ちなみに、〇〇には、もちろん『希望』が入ります。)

 

今からウン十年も前に、日本のとある地域に、どういうわけか見た目は人間の日本人そっくりの地球外生命体が誕生しました。地球人の赤ちゃんは、親(特に母親)のぬくもりを求めて、盛んに泣いて抱っこをせがみます。ところがこの地球外生命体(仮にNとします)は、母親の抱っこを嫌がり、母親が抱っこをしようとすると体を弓なりにのけ反らせて、とれたてのマグロのようにビチビチと跳ねながら泣いて抱っこを嫌がったといいます。Nの母親は、『長女は普通の地球人だったのに…』と悩んだかというと、特に悩んだという話は聞きません。それは、彼女もまた、たいがい地球外生命体だったからです。

 

そういうわけで、Nは、スキンシップを求めることもなく、その意味も必要性も実感することがないまま大きくなりました。しかし、マンガや映画を山ほど見ることによって、地球人にとってそれは必要なものだということを知識として吸収していきました。

 

他人との物理的接触も心的接触もあまり好まず、学校もできる限り休んでは、猫とピアノだけに心を許す、地球外生命体N。猫との接触だけは例外だったといいます。もしかすると猫という生き物は、Nの故郷の星から来たのかもしれません。

 

そんなNも、大人と呼ばれる年頃になると、地球人同様、一通り地球人のするような恋愛を経験します。しかし、Nの恋愛感情は、地球人の恋愛感情と比べると、『存在の耐えられない』くらい軽く、『限りなく透明に近い』くらい希薄なようでした。なので、とりあえず、形だけ嫉妬の真似事をしてみたり、恋愛中の女性の言動を真似てみたりするのですが、実感が伴っていないため、かえって相手に不審がられてしまうのでした。だいたい、一緒に暮らしていても、家から一歩外に出て5分も経つと相手の顔を忘れてしまうことから、Nの恋愛感情はいつも疑惑にさらされるのでした。

 

そんなNも、20歳の時にNYに住んで、スキンシップの本場の洗礼を受け、その後、外国を放浪して数々のスキンシップをお見舞いされて、それ自体に慣れていきます。

 

Nは今では精神科医となり、日々ベッドサイドで特にじっちゃんばっちゃんの診察をする時に、無意識レベルで相手の手を握り、肩や背中をさすり、時にはお腹や足を触るなど、常に触りまくっているようです。幸いなことに、今のところ患者さんから『痴女』とか『セクハラ』という訴えはありません。

 

スキンシップを理解できなかったNがいかにして触り魔の女医になったのか、これには2つのエピソードが関係します。

 

1つ目のエピソードは、まだN精神科医になりたての頃の話です。

ある統合失調症の中年女性が症状増悪の為入院し、Nが担当になりました。激しい興奮状態で、自傷他害の危険性もあり、身体拘束となりました。

投薬治療後、徐々に興奮は収まり、まもなく身体拘束は解除となりましたが、彼女は険しい表情で、口調は丁寧であっても、受け答えは表層的で全くうちとけず、食事に毒を盛られていると思い込んでいる為、完全密封されたゼリー等しか口にしない状態でした。

彼女の両足はもともとむくみやすい体質に加え身体拘束によるリンパ液の停滞によって、靴が履けないくらいパンパンにむくんでしまいました。

彼女の足のむくみを解消するために、Nは彼女を誘ってストレッチをしたり、病棟内を散歩しながら診察をする日々を続けました。それでもなかなかむくみは解消しません。

 

Nは、『そうだ、診察をしながら彼女の足のリンパマッサージをしてみたらどうだろう』と思い付き、患者さんの足を揉み始めました。

すると患者さんは、『先生、こんな足触ったらだめ!汚いし臭い!』と最初は拒否しましたが、一度専念し始めると止まらないNのなすがままになってしまいました。

 

とその時です。

患者さんがいきなり泣き出しました。

 

Nは驚きました。拘束解除後も硬い表情を崩さず、スキをみせまいと頑なだった彼女が無防備な泣き声を上げています。

彼女は言いました。

『ごめんなさい。先生のことも、病院のこともずっと疑ってた。自分を殺そうとしてるんだと思ってた。でも、これ、妄想ってやっとわかった。だって、私を殺そうとする人がこんなことまでしてくれるわけない。』

 

妄想が解けた瞬間でした。

おそらく薬も効き始めていたのでしょう。しかし、最後の頑なな彼女の妄想の壁を壊すのに、スキンシップが奏功したのではないかと感じています。

 

幻覚妄想状態にある患者さんにとっては、優しい笑顔を向けられても、何かをたくらむ邪悪な笑いに見えてしまいます。また、優しい言葉をかけられても、その言葉を深読みし、その言葉の裏に恐ろしい暗号が隠されていると思い込んだりもします。しかし、スキンシップはそのような妄想のガードをすり抜けて、彼女の残っている正常な部分に届いたのかもしれません。

 

考えてみると、笑顔は、作り笑いができます。言葉は、嘘やお世辞で飾れます。これらの理性的な行為は生物の発達過程としては比較的後からできた大脳新皮質が関わっています。一方でスキンシップは、人間以外の動物も行うことからわかるように、原始的な行いであり、こうした本能的な行為は大脳辺縁系が関わってきます。もしかすると、本能的な行為については、神経伝達物質ドーパミン等)の検閲の仕組みが他とは異なるのかもしれません。(ただしもちろん性的虐待を受けたことのある人に、信頼関係のない人間が安易にスキンシップをすることが危険なのはいうまでもありません。)

 

その後、患者さんは屈託なく笑うようになり、ごはんももりもり食べるようになり、そのうち足のむくみも取れて、退院していきました。

 

2つ目のエピソードは、Nがとある内科の病院でバイト当直をしていた時の話です。

夕方に、ナースステーションにて部屋の鍵を受け取ると、看護師から引き継ぎをうけました。

『今日、ターミナル(末期がん)でDNRDo not resuscitate : 蘇生措置拒否)の男性患者さんがいます。たぶん今夜あたりということなので、その時がきたらお願いします』とのこと。

『ご家族に連絡は?』

『だれもいないとのことです』

 

ある程度高齢になると、様々な原因で天涯孤独になる人達がいます。

寂しい最期だな、と思いながら、いつものように当直室で好きなことをして過ごします。

 

夜中にナースコールが鳴ります。

『先生、そろそろなので、お願いします』

『今行きます』

白衣を羽織って、病棟に向かいます。

 

モニターからは異常数値を知らせるアラーム音が鳴り続けています。

血圧がゆっくり下がっていきます。死の直前に特有の呼吸が出現しています。

そろそろだな…と、看護師に聴診器とペンライトを持ってきてもらいます。

 

それにしても、どんな事情であれ、一人で逝くのは寂しいかもしれないな。

そう思って、死亡確認を待つまでの時間、手持ち無沙汰だったので、患者さんの手を握りながらその時を待つことにしました。

 

奥さんでも初恋の人でも、誰か好きな人と手をつなぐ夢でも見るといい。冥途の土産に良い夢を、と思いながら。

 

 

それから、どのくらい時間がたったことでしょう。じいちゃんの顔をぼーっと眺めていたNに看護師が言いました。

『先生、血圧が、戻ってきた…』見ると確かに、血圧が上がってきています。じいちゃんの呼吸も正常にもどっています。

 

看護師がいいます。

『先生、ショックバイタル抜けたので、部屋で休んでてください。急変したらまたお願いします』

 

こうして、Nは当直室に戻り仮眠しましたが、結局朝まで再び看護師に呼ばれることはありませんでした。

 

その後どういうわけかじいちゃんは持ち直したとのことでした。

この件にスキンシップが直接原因としてかかわっているかは謎ですが、とにかく患者さんにスキンシップをしていると、けっこうな高率でいいことが起こります。(孤独な末期がんの高齢者が持ち直したことが果たして本人にとっていいことかはわからないですが。)こうして女医Nは触り魔になっていきました。

 

Nは、ただむやみに触りまくっているのではありません。Nは人の顔を識別するのが苦手ですが、Nの触覚はNの視覚よりも優秀でした。Nの手は、『いつもより体が熱い』『痩せてきた』『少しむくんでいる』『脱水気味かも』『脈が速い』などと様々な情報をNに与えるので、Nの残念な脳みそよりはずっと頼りになるものでした。

 

 

そういうわけで、スキンシップがわからない地球外生命体Nとどこかで会うことがあったとして、うっかりNが手を握ったりしても、たぶん無意識なので多めにみてあげてください。

 

 

それから、皆さんにもスキンシップをお勧めします。

私たちがどんなに備えをしていても、突然、大切な人を失うようなことが起こり得ます。

備えることも大事だけど、もっと大事なことがあります。

意地を張らずに、恥ずかしがらずに、家族と、恋人と、友達とハグをして、手をつないでください。

誕生日や記念日を待たずに、毎日触れ合ってください。

特別な日を待たずに、今日、手をつないでください。

今日が、あなたの特別な日です。

毎日が、あなたの特別な日です。

 

スキンシップのわからない地球外生命体Nより

 

 

 

あ、スキンシップの相手はちゃんと信頼関係のある人にしてくださいね。訴えられても責任は持ちかねます。

 

ではまた。

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〈N〉とあるフランスの小中学校が楽園だった件

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こんにちは、猫pです。


突然ですが、フランス万歳!

私は特にフランス贔屓というわけではないのですが、あの国の自由で柔軟な発想は、日本も大いに見習うべき点があると思います。


今回紹介するフランスの素晴らしい点ですが、フランスのとある生徒数75人の小中学校で、9匹の猫が生徒達のストレス対策に導入されたとのことです。


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記事によると、猫達は授業中、自由に出入りし、生徒のカバンに入ったり辞書の上に座ったりとマイペースに行動し、生徒達も、授業中猫を膝に乗せたり、問題を解き終わって時間が余ったら、猫を撫でたりと、割と自由。もともとフランスの学校では、飲み物や場合によっては食べ物も、授業中や試験中に机の上に出して飲食出来ます。


え?それはもう、猫カフェと言ってもいいんでは⁉︎


フランスでは、猫が喉を鳴らす音には人を癒す効果があるとして、これをロンロンテラピー(ロンロンは日本語ではゴロゴロ、グルグルという音)といい、実際の医療現場で扱う事もあるようです。そう、猫はセラピストなんですよ!


記事によると、猫のお陰で子供達は学校に行くことが楽しく、授業中もリラックスでき、授業に集中できるようになったといいます。(集中については、逆に出来なくなる気もするけど)


そして、心配されていた猫アレルギー体質の子供の発作も起きなかったといいます。(ホンマかいな!?)




かたや元々金髪の子供に向かって、「校則だから黒に染めるように」という日本の学校教育では100年経ってもこの発想は出てこないだろうな。


こんなフランスの学校みたいだったら、イジメも起きにくそうだし、私もちゃんと学校行っただろうな。




私は、中高の時には毎朝、「行ってきま〜す」と言っていったん家の外に出てから、塀によじ登り、ベランダからそ〜っと窓を開けて中に入り、両親が出かけるまで押入れでじっとして、親がいなくなると、オヤツを持ってテレビへGO!という暮らしをしていました。


当時はインターネットなどなかったので、娯楽はもっぱら教育テレビと ピアノでした 。


一応、出席日数を気にして中途半端に不登校をしていました。

うちの両親は変わり者なので、気づいていても特に何も言いませんでした。



中高では特にいじめられなかったものの、日本の画一的な教育、個性排除の空気の中にいると、まるで海の魚が間違って川にいるような、なんとも言えない息苦しさ、生きにくさがありました。



毎年新学期前後の時期になると必ず起こる子供達の自殺問題。


教室に猫を迎えるようなゆとりがあれば、少しは違うんじゃないでしょうか。


だって想像してみてください。

教室で、陰湿なイジメがまさに行われようとしているその現場に、猫がやってきて、ファ〜って伸びをして、ゴロンって転がって上目遣いでナ〜ンとか鳴かれた日にゃ、イジメなんてアホらしいという空気になるでしょう。


私の検討中の人生計画の一つに、自分がババァになった時、もし日本で暮らしてたら、不登校児受け入れ塾でも開こうかな、というプランがあります。


イジメ・自殺・虐待関連の駆け込みシェルター的な役割が出来たらいいなと思ってるんだけど。


塾と言っても、部屋はマンガと駄菓子とコタツがあって、猫がいるという感じで、部屋の中ではネットは禁止。


そして、塾と言っても、勉強は子供達同士で教え合いをさせて、私はあまり口出さない。ゆえに金も取らない。


教えることは、学校の勉強というより、生き抜く知恵かな。


そんな老後を日々妄想しています。


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うちのセラピスト 卯月くん