猫にそんなこと聞かないで。

発達障害とか精神科医とか猫とか外国とかの話

祝・はてな1周年!ふりかえりと今後の展望

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(3954文字)
仕事でバタバタして更新も滞りがちになっているうちに、はてなに来て1年が過ぎていた。

 


1周年といっても毎日コツコツときちんと書いた人に対し、なんとなく辞めずに書けるときに書いていたら1年経っていたというだけなので、1周年と言うのもおこがましいのだが、読んでくれる皆様がいなかったらもともと三日坊主の飽きっぽい私のことだから数日で終わっていただろう。なので、この節目に感謝の意を示したい。

 


皆様本当にありがとうございます。怠惰なブログですが今後ともよろしくお願いいたします。

 


さて、はてな開始から今に至る自分の軌跡を時系列でたどってみたい。「アレは結局どうなったんや!?」のアレについてももちろんふれる。

 


もともとは、はてなに来る前に数ヶ月ほど某Aブログで書いていた。その頃はパリにいて、パリでの勉強を継続することを考えて、パリにいながらにして稼ぐためSkypeでカウンセリングでもするかと、その布石としてニーズを探る意味合いもあって始めたのだった。

 


しかしその某Aブログのメンタルヘルス系にいた元心理職の男性ブロガーにしつこく絡まれる。自分1人のことならスルーし続けることで収まるだろうと思っていたら、多くの人々がこれに反応し、メンタルヘルスジャンルはさながら大勢を巻き込んだ戦国時代に突入。さっさと消火しないとメンタルやられる人が出てくる、と思い、ブログを引っ越した次第。

 


その後、パリでJICA(国際協力機構)で働いていた友人の話を聞いたり、ニュースで連日のように他の国の過酷な情勢を見て、パリでの勉強を継続することをやめ、某国際医療系NGOに参加しようと思いたち、参加資格に臨床経験2年以上のブランクがないこととあったため、慌てて帰国を決める。

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帰国1ヵ月前に自分の不注意で愛猫あずきを窓から逃がしてしまい、1ヵ月探し続けたが見つからず、卯月と共に失意の帰国。

 

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帰国して元いた病院で働き出す。元いたとは言っても、フランスに行く前に1年ほど働いただけだった。改めて精神科慢性期閉鎖病棟で働きだしてから、問題点の多さに愕然。精神科に通っているブロガーさん達の話を読むにつけても、日本の精神科の問題点が浮上してくる。そして、児童虐待や引きこもりなどなど。これ、外国のNGOとか言ってる場合じゃないな。自分の国の精神科、問題だらけやん!ということに気づく。

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そして、愛猫小豆を失ってから9ヶ月後、ブロ友さんから子猫2匹を譲り受け、家の猫が3匹になる。こうなってくるとさすがに猫3匹を残して某国際NGOに行くのは難しいなと思い、これは万一この先一緒に暮らす相手ができたら、その時はちょっとの間相手に世話を押し付けて頼んで参加しよう、という、限りなく実現見込みの薄いPLAN Bに成り下がってしまった。それでもそのわずかな可能性に備えて英語とフランス語を勉強し続けるけなげな私。

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ところで、私は我が猫に対して負い目があった。先代猫まめさんは、大学5年のポリクリ中に看取ることもできず逝ってしまい、あずきさんは逃してしまった。なので、今のこの子たちは必ず看取ると考え、まず今5歳の卯月くんの体にガタが来始めたらセミリタイアをしようかなと考えた。早ければあと5〜10年だろうか…ただ、家にずっと閉じこもっているのも暇だから、道楽で開業もどきでもしようか、赤ひげ先生のようにお金は取らない。でもかわりに自分に出来る事でちょっとの貢献をしてもらう。そういう場所を作ろうかな。
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そんなことを考えていた頃に、痛ましい虐待死の事件があった。その前にあった虐待死の事件からわずか半年のことだった。これは氷山の一角で、今にも殺されようとしていたり性的虐待に苦しんでいる子供たちがいる。シェルターの意味合いもかねて、セミリタイアと開業もどきを早めよう。場所は、そうだ京町家がいい!関西なら、日本中どこからでも比較的来やすいし、私が京町家にこだわるのには理由があった。
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そしてちょうど良さそうな京町家を見つけたため、京都信金にローンを申し込むも、京町家のイケズな仕打ちにあう。不動産屋も最初から「難しいかもしれないけど、もしかしたらお医者さんだったらいけるかもしれません。でもたいていは断られます」と言っていた。京都在住または京都府内に職場がなければ難しいとの事。それに医者とはいっても、再就職してからたった3ヶ月目。その前は2年間無職だったということもあってか、結局京町家は無理だったのだ。京都のイケズに負けた!いいんだ、数年後にキャッシュで買ってやるさ。

 


さてここで、私の開業もどき構想について書いてみる。

クリニックの名前は、ぽーぺにゃん診療所が今のところ第一候補。これはまけもけさんの記事に出てきたラオス語で、大丈夫だよ~って意味だそう。その響きの可愛さ、ゆるさ、そしてその意味が良い。

 

www.gw2.biz

出来たら診療所の看板をまた、かわいいサムネを作ってくださったねこわめぐすりさんに依頼したいなぁ。

www.nekowamegusuri.com

 


この診療所もどきでは処方箋を出さない。他の病院でできる事は他の病院がやり、私の診療所もどきではうちでしかやれないことをやる。

 


精神科に通っている患者さんは、メインはそっちで、ただ3分診療で話を聞いてくれないとか精神診療がない人たちに補足的にやる。お金は取らないがそのかわり診療所に隣接した畑の世話とか、家の診療所のセラピスト達(猫)の世話とか、できることをしてもらう。

 


午前中は個別に、午後からは日替わりで疾患ごとにグループでワイワイと当事者研究をする。カルテは私は書かず、患者さんが書く。これは自分の治療に主体性を持たせるため、とか言いながら私がめんどくさいせいもあるかも。そのカルテを読んで、私がツッコミを入れる。これは公開できる人はブログで公開することで同じ疾患を持つ人たちとシェアするし、公開しない人はしないなりにカルテとしてブログ記入し保存する。「茶道de マインドフルネス」とか「音楽療法的自由参加型コンサート」とか適当に企画もして遊ぶ。

 


夕方からは私がピアノ弾いたり猫と遊んだりしながらカフェもどきをする。自殺したいとか思い詰めてる人が、そこに来て、「なんか話聞いてもらえたから、次来る時まで生きようかな」と思えるような場所を目指す。カフェでは時折畑で取れた作物で何か食べ物が出てくる時もある。料理が得意な人が家を訪れたらなにか作ってもらうつもり。笑

 カフェもどきについては、ゆるいてんちょさんのブログで勉強させていただこう。

 

www.rupannzasann.com


これらに加え、虐待児やDV被害女性、学校に行けない子の駆け込み寺として機能するようにする。

また追い詰められて虐待してしまう孤立した母親を減らすため、育児の憩いの場を作り、数人の母親(父親も)がお茶をしながら情報交換や愚痴を言いストレス解消する間、1人ずつその場に子供を預けて親が自宅で仮眠を取る、週に何回かそういう場所を提供しても良い。

 


私のこのブログは、虐待死や自殺など、手遅れになってしまう前に、「そうだあそこに行ってみたら?」という場所の存在を示すために、細々と続けていこうと思っている。私が関わったところで解決をするかどうかは疑問だけど、かわいい猫が迎えるその場所で、私があったかいお茶を用意して話を聞くから。もうちょっと待っててね。

 


診療所もどきができるまでにいろいろ準備があるのだけど、その一環として、今年の10月から修行のためロンドンに通うことにした。

 


ロンドンで今年の10月から始まるオープンダイアログのトレーニングコースに参加することにしたのだ。

 


このオープンダイアログというのは、フィンランド発祥の対話による精神療法であり、1980年代に始まった。当時は「脳の病気である統合失調症が対話ごときで良くなるわけがない」と失笑ものとなっていたが、最近になってその効果が認められるようになり世界中に広がった療法である。対話による療法は今までも例えば認知行動療法などがあったが、統合失調症には効かないという認識だった。

つまり、統合失調症にすら効果があるのなら他の精神疾患にも有効ということだ。日本でもこのオープンダイアログのトレーニングが始まった。

そこで応募をしようとしたら、ちょうど募集の締め切りを過ぎていた。だけど私はがまんをしない人間、そして待てない人間だったので、外でもやってないか探してみてたまたまロンドンでやってたので、「じゃあロンドンにでも行くか」ということで応募したのだった。

 


ところが日本のトレーニングコースと違って、ロンドンのトレーニングコースは英語でやるので、世界中から希望者が殺到することとなり、どうしても参加したい私はやきもきした。履歴書とともに記入する志望動機欄にはめちゃめちゃ情熱的に熱いラブコールを送った。その甲斐あったのかどうかわからないけど、昨日やっとロンドンから返事が来たのだ!

 


ロンドンには10月、11月、来年1月、3月、6月にそれぞれ1週間ずつ滞在する。幸い、仕事が忙しくなってから利用するようになったお掃除サービスの女性が猫飼いの人で、留守中はこの人に任せておける。トレーニングが気に入ったら、3年間通う本格派のコースも受講するかも。

うちの職場は割と柔軟で、医師同士休みたい時に頼み合ったり出来、あるお母さん医師は、子供の中学受験で休みがちだった時に代わりに私がたくさんシフトに入ったりしたこともあり、快く手伝うと申し出てくれたり、インド在住の医師もよく日本に出稼ぎにきていてシフトに入りたいので喜んで手伝ってくれる。

 なので、10月からは猫p in  Londonもお送りするつもり。

 

 

長々と読んでくれてありがとう。

診療所もどきができた暁には、オフ会をするので来れる人は来てくれたらうれしい。

 


ではまた。

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